ヒヨシマル [Hiyoshimaru]全身画】 【
「は〜いお口開けようね〜…えらいえらい、良くできました〜」
名前:なし  ニックネーム:ヒヨシマル
種族:ザルード♂寄  特性:リーフガード
性格:なまいき  個性:昼寝をよくする
一人称:ぼく  二人称:きみ
身長:178cm  年齢:数えていない
現住地:ワイルドエリア

ワイルドエリアで医者として働く男性。
うららか草原に診療所を構えており、
近隣で暮らす者達からは頼りにされている。

種族として語られる姿とは違いすぎるほどに
のほほんとしており、とても穏やかである。
自分の歯を見た相手に泣かれたことがトラウマ。

どんな相手であっても必ずその相手に寄り添い、
その相手が心身共に回復するまで付き合う精神。
そのせいで鬱陶しく思われることもしばしば。

数年前までガラル地方を渡り歩いていたのだが、
各地の医療の普及が十分であると確認できてから
ワイルドエリアで滞在するようになっている。
※画像クリックでメガネとマスクなしの姿に切り替わります
ヒロイマル(★ゴリランダー♂)
自分が助けて以来、共に過ごすことになった男性。
当人には言っていないが、家族のいない自分にとっては子供のような存在でもあった。

「ヒロ…ごめん!ぼく今日はカップめんの気分なんだ!怒らないでって〜!」
「ぼくが居なくなっても、きみは生きてね。きみを想う誰かがきっと現れるから…ね」


ナカ(エースバーン♀)
自分が助けてから一時的ではあるが一緒に過ごした女の子。
自分なんかが家族になることはできないが、それでももし彼女が娘になったら…と夢見たことはあったとか。

「ふふ、ナカは可愛いね。今日はこの本読んでみる?すごく面白いんだよ〜」
「優しいひとたちだから、きみを本当の家族のように愛してくれるよ…元気でね」


・ザルードの群れから逸れさせた人間に捕まってしまい、"ヒヨシマル"と名付けられた
・その人間はポケモンを育てることを生業としており、ヒヨシマルはその人間のために
 多くのポケモンを傷付け、果ては死なせてしまったことが何度もあった
・その人間は自分を愛してくれていたが、それはあくまで道具としてであり、
 自分が調子を崩してしまった時には「使えない」「役立たず」…等と酷い言葉を投げていた
・自分が望まないことを強要され続けた結果、ついにその人間の命を奪うようになる
・その後は傷付き苦しんでいるポケモンを助けるようにガラル各地を回るのだが、
 ポケモンにとって悪い存在である人間には容赦しなくなっていた
・自分にとってもポケモンにとっても害しかなかったあの人間からもらった名前は、
 その人間を殺してしまった自分が名乗る権利はないと誰にも名乗らないようになった
(自分で名を考えて…というのはしたくなかった)

・ある日、人間の建築物から色違いのポケモンが逃げ出している状況を目の当たりにし、
 色違いのポケモン達を追いかけていた人間たちを処した後、
 建築物の奥に足を進めると今にも死にそうなラビフットの少女を見つける
・絶対に死なせたくなかったので何とか彼女の一命を取りとめたのだが、
 その時のショックのせいかラビフットの少女は記憶喪失になってしまう
・家族のことも自分のことも、どこで暮らしてどんな風に生きていたかも忘れた彼女を、
 彼女を家族として迎え入れてくれる誰かを探し出すまで、一緒に暮らすようになる
・記憶喪失の彼女が生きて行くために、彼女に"ナカ"という名前をつけてあげた
・ナカから「ずっと一緒に暮らしたい」とお願いされるが、既に手を血に染めてしまった
 自分なんかが側に居てはダメだと思い、別れる寂しさを抑え、彼女からのお願いを拒んだ
・ナカを迎え入れてくれる人々を見つけた後は彼女と数年ほど連絡を取らなかったが、
 ワイルドエリアに滞在するようになってからは彼女に手紙を出して自分の所在を明かした
・ナカが成長し、数年以上経っても自分に会いたいと思ってくれているなら会いたいと思い、
 彼女に手紙を出した…のだが、彼女と再会することは叶わなかった

・ワイルドエリアで暮らすようになったある日、
 自分の診療所の近くで倒れていた色違いのゴリランダーの青年を見つける
・酷い怪我をしており、過去に出会ったラビフットの少女を思い出させるような彼を助け、
 目覚めた彼から彼の身の上話を聞くことになる
・人間に捨てられたことや人間に苦しめられたことに自分と似たものを感じ、
 人間と関係を持ってしまったことを他のポケモンからは良く思われず独りになりそうだったので、
 自分と一緒に暮らさないかと提案すると「行くあてもないから…」と了承してもらう
・ゴリランダーの青年は名前を人間からつけてもらえなかったようなので、
 名前を考えた方が良いと助言するも彼に「じゃああんたがつけてくれ」とお願いされたので
 "ヒロイマル"という名前をつけてあげた
・そして自分が死ぬまで絶対に名乗らないでいようと思った名前(実際はニックネーム)を、
 ヒロイマルに上手いこと言いくるめられて教えてしまうことになる
(「…俺につけた名前と似てるし…」「…何!?嫌なら変えていいんだからね!」というやりとりの後、
 「いや…変えない。これがいい」と返されて死ぬかと思うくらい照れてしまったらしい)
・医者でありながら自分のことは二の次で、私生活はだらしないの一言に尽きる自分を
 甲斐甲斐しく世話してくれたことに非常に感謝している(たまにお母さんか!と思っているが)
・自分の身の回りの世話だけでなく、補佐として自分の医療活動を手伝ってくれたことも嬉しかったが、
 彼が「自分のような医者になりたい」と言ってくれた時はつい涙を流してしまった
「笑わないよ!笑うわけない…そっか、そっかぁ〜…嬉しいな…頑張ってね、ぼく応援するからね」

・ヒロイマルを捨てた人間がヒロイマルの目の前に現れた時に、ヒロイマルは姿を変え、
 その人間…だけでなく、周囲に居る無関係の人間やポケモンにも襲い掛かっていた
・暴走するヒロイマルの意識を失わせることはできたが、彼が傷付けてしまった者たち(例の人間も)を
 治療し続けた結果、全員命に別状はない状態にできたものの、自分自身の命を削りきることになる
(ヒロイマルが自分のように誰かを死なせることだけはどうしても避けたかった故の行動)
・意識のないヒロイマルに例え聞こえていなくても、彼には生きてほしいと思い、最期の言葉を残して死んだ
・本当は医者になれたヒロイマルに「これからよろしくね、ヒロイマル先生」と伝えたかった…らしい