ラック [Luck]全身画】 【
「母さん今日はね、面白いひとが縋りに来たんだよ。ふふふ。」
通り名:ラック
種族:★シャンデラ♂  特性:すりぬけ
性格:いじっぱり  個性:ちょっぴりみえっぱり
一人称:ボク  二人称:キミ
身長:180cm  年齢:不明(見た目は20代)
現住地:いにしえの墓地

雪原で暮らしている魂の行商人。
昔は魂を食い散らかしていたが、それよりも
売りものにした方が楽しいと考え、現在に至る。

物腰が柔らかくとても優しそうなお兄さん…
ではあるのだが、降りかかる火の粉は払うし、
気に入らない相手は軽率に燃やしてくる過激派。

何もしなければそれほど危険な存在ではないし、
客としては大切に扱い微笑みかけてくるので、
ある人物を除き、大抵の人は気を許してしまう。

自分の両親や弟は、食人蜘蛛の女に殺された。
付けてもらった名前を捨てて、食人蜘蛛を
"母さん"と呼んで慕っていたのだが…。
※ヨロイ/雪原編は本編から約1年後のお話になります
ブラッドリー(バドレックス)
取引相手。彼の力を貰ったおかげで、瀕死の状態でも生き延びることができた。
"王"でありながら"王"で居られなくなった彼の不出来さを好ましく思っている。

「王様、やっほ〜。元気してた?」「自分にとって何が大切かは人それぞれだもんね」

チョーセ(Gフリーザー♂寄)
"母さん"を侮辱してきたので思わず燃やさずにはいられなかった。殺されかけている。犬猿の仲。
「焼き鳥にしていいかな?次は全身を燃やしてあげる。」「耳障りな鳥だね〜。」

・ブラッドリーと契約して、彼の持つ力のほとんどを譲り受けたおかげで、
 チョーセに瀕死のダメージを負わされても生き延びることができた
・魂を食い散らかすようになったのは"母さん"を食べてしまったことがきっかけ
・魂を食べるたびにその魂の記憶を読み取り、自身の力に変わって行くことは
 最初こそは面白がっていたものの次第に飽きるようになり、
 もう少し上手く利用できないかと考えた結果、商売道具として扱うようになった
 (その変遷の中で魂の記憶を読み取るくらいは普通にできるようになったとか)

・通常色の両親と弟と一緒に暮らしていたが、両親からは忌み嫌われ虐待を受け、
 弟からはそんな自分を憐れな存在だと侮蔑の眼差しで見られていた
・しかし自分自身は「これが家族なんだ」と思い込んでいたので、
 自分が痛めつけられて苦しんでも、馬鹿にされてつらいと思っても、
 そう受け取っている自分がおかしいのだと強く言い聞かせていた
・そんな自分を見かねたオニシズクモの女性が、自分の家族を皆殺しにした後、
 「あとは好きにすれば良い」と言い放ってきたので、孤独な自分は彼女に付いて行くことにした
・オニシズクモの女性は興味がなさそうにしていたが、自分を受け入れてくれていた

・オニシズクモの女性は、自分を育てながらも恋人を作っては恋人と過ごす事が多かったが、
 恋人たちは最終的に彼女に食い殺されてその生涯を終えていた
・「ボクのこともいつか食べるの?」と彼女に聞くも「そんなことはありえないさ」と返されたので
 なんだか自分が彼女にとって特別な存在のように思えて馬鹿みたいに嬉しくなっていた

・自分の身長がオニシズクモの女性よりも大きくなり、
 彼女の力を借りずとも十分生きていけるように成長した頃、彼女に想いを伝えた
・しかし彼女は自分を気持ち悪いものだと思うかのように、自分に襲い掛かってきた
・自分は「きっと自分が彼女に殺されてもいつか彼女が心から愛せる相手が現れるから
 自分はここで死んでしまっても構わないはずだ」と思ってはいたのだが、
 それよりも「自分以外の誰かが彼女に愛されるのが許せない」気持ちが勝ってしまい、
 彼女を殺したあと、彼女が恋人にしたのと同じように彼女を食っていた

・オニシズクモの女性の"身体"も"魂"も食べ、彼女の記憶を読み取ったことで
 彼女は家族から仲間外れにされ"誰にも愛されない醜い存在"だと思い込まされていたこと、
 良いパートナーが現れることを願って誰かしらと付き合おうとするも
 いざその相手からの愛情を感じると相手が不気味な存在にしか思えなくなり殺さざるを得なかったこと、
 彼女も愛していたはずの相手の亡骸をせめて食べなければ…と思い食べていたことを知り、
 自分の中途半端な"愛"では彼女を苦しみから解放することはできないのだと悟った
・オニシズクモの女性も両親から貰った名を名乗らず、これまで通り名で生きてきたので、
 彼女の通り名から数文字借りて"ラック"と名乗るようになった