ルペ [Lupe]全身画
「エリシア。アンタをカバーするこっちの身にもなってくれる?」
名前:ルペ
種族:パーモット♀  特性:ちくでん
性格:てれや  個性:ちょっぴり怒りっぽい
一人称:ワタシ  二人称:アンタ
身長:152cm  年齢:22歳  誕生日:3月25日
現住地:南1番エリア  

タデオの研究室に所属する院生の研究員。
熟考型であり堅実に物事を進めていくタイプ。
突っ走りがちなエリシアのストッパー的存在。

常識があり真面目で自分にも他人にも厳しい。
また、責任感が強くあまり人を頼らない。
面倒な仕事でも率先して引き受けている。

誰にでも"正しいこと"をはっきり言うので
言葉に棘があるように感じられることが多い。
表情が全く変わらないので怖がられがち。

困っている誰かを放っておけないお人好し。
自分に見返りがなくても構わず手を貸し、
何も言われなくても特段気にしていない。
※年齢は物語開始(4/1)時点となります
現時点では、親しい間柄の相手はいない。
エリシア 研究室の研究員。高校・大学が同じで"腐れ縁"。彼女に対してだけ扱いが雑な時がある。
「は?エリシア、アンタに"変"なんて言われたら一巻の終わりなんだけど」
ドゥイリー 研究室の研究員。1年上の先輩。親切だが、彼自身のことはよく知らないと感じている。
「ドゥイリー先輩も別に遠慮しなくていいんですよ。こっちは新入りの後輩なんですから」
タデオ 研究室の教授。指導者として尊敬しているが、研究以外で絡まれると対応に困っている。
「教授、ワタシはエリシアと違うのでダンスは断ります。座ってもらっていいですか?」
マルガリータ 研究室の事務補佐員。自分と違ってよく笑うが、結構辛辣な物言いだと思っている。
「マルガリータさんも言う時は言いますよね。…その方がシンプルでいいですけど…」
ラウル 研究室のスタッフ。自身に抱く劣等感をいつか気にしなくなれば良いなと見守っている。
「…ルペ"さん"ね。別にアンタはアンタのやりやすいようにしたらいいわ、ラウル」
アンティス 研究室の名誉室長。明るい善人。研究室にほぼ無償で協力するところは引っかかっている。
「アンティスさん、教授やエリシアからろくでもないことを頼まれたら断っていいんですよ」

・現在は大学に比較的近い場所で一人暮らしをしている
・困っている誰かを助けるのは見返りを求めているのではなく、そういう性分なためであり、
 感謝される数よりも何も言わずにそのまま…という方が圧倒的に多い
・「その人のためになるのなら」と、自分が悪役になってでも正しい発言をしようと思っており、
 無表情さも相まって他者からは近寄り難い存在になってしまっている
 (それも自覚はしているのだが、今更変えようもないので気にしないようにしている)
・研究室だと静かにしていることが多いが、実は体を動かすことが好きで趣味は格闘技
・ストレス発散のために休日はバトルに参加したりスポーツに参加したりと結構アウトドア派
・無表情なのは生まれつきで、自分の中で皮肉を込めて"表情バグ"と呼んでいる
(ルペ自身は無自覚だが、嬉しい時には穏やかに微笑んではいる)

・中学3年生の秋、受験も控えている中で「中学最後の文化祭だし、派手な展示物にしたい」と、
 クラスの中でも比較的に目立つ生徒が提案した
・センスのある生徒がデザインを考え、ペットボトルキャップアートで表現することになった
・初めこそはクラスの全員がキャップ集めから制作まで気合を入れて取り掛かっていたものの、
 案の定時期が時期だったので、制作に参加する人数がどんどん減っていった
・担任は「だから最初から適当なものを作ればいいって言ったのに…」と文句を言っていたが
 それでも生徒に呼び掛けることはしなかった(生徒の親御に何か言われたら困るため)
・幸い材料のキャップはそれなりに確保されていたので、少人数でも製作は続けられていたのだが、
 文化祭もあと数日後という頃には自分以外誰も居なくなっていた
・1人になっても黙々と作業を続け、夜遅くまで制作に取り掛かっていた
・文化祭の前日、夜の校舎で多少恐怖を感じながらも無事に制作を終え、その日は帰宅した

・文化祭当日、自分は疲労が溜まっていたのか体が上手く動かせなくなっていた
・家族に言われてその日は休むことにした

・それから数日後、学校へ登校すると自分のクラスの展示物が優秀だったと評価され、
 地元の新聞にまで取り上げられたらしく、その新聞には
 クラスメイト全員と担任がみんな笑って展示物と写っている写真が載っていた
・その写真に自分はいなかった、なぜなら文化祭に来れなかったから
・「クラスのみんなが力を合わせて作りました!」と元気なコメントも記載されていた

・その新聞を見て「皆、楽しそうに笑ってる…良かった」と一言呟いた
 「ワタシも一緒に写りたかった」

・高校では女子高に通うことになった
・当時若い男性教員がクラスの女子の人気者になっており、授業が終わると複数の女子に囲まれていた
・「生徒の質問に答えられるのは先生だけだし…」と考え、
 若い男性教員が職員室に運ぶ予定だったプリントの束を自分が届けることを申し出ていた
・それからも定期的に誰かしらの先生の手伝いを続けていたところ、
 教室移動中に若い男性教員に呼び止められていた

 「本当〜に助かった!先生、まだ新人だから色々遅れると他の先生の目が怖くてさ…」
 「そうなんですね。それなら良かったです。ワタシの行いが余計なことにならなくて…」
 「全然余計じゃないし!ルペは授業も真面目に聞いてくれるし…生徒の鑑みたいでさ!」
 「別に普通だと思いますけど…」
 「先生はルペみたいに真剣に授業に取り組む生徒が好きだな〜…なんて」
 「…それは、普段先生に話しかけてる子達に言ってあげた方がいいと思いますよ」
 「…それもそうか!今度そう言ってみようかな?」
 「すみません、そろそろ授業が始まるので…」
 「ああごめん!それじゃあまたオレの授業でな!」

・それから翌日、複数の女子から"いじめ"を受けることになった

・自分を囲んでいるのは若い男性教員に熱を上げていた女子連中だった
・教科書を汚されるだとか、自分に対して誹謗中傷をするだとか、
 制服やら体操服にイタズラをするだとか、靴を隠されるだとか…
 大体どれも"くだらない"ので、この程度なら自分が黙っていても別に構わないと思っていたのだが、
 しびれを切らした女子たちはとうとう見えない場所で自分に暴力を振るうようになっていた
・さすがに自分の体を傷付けられると"証拠"が隠し切れないのでなるべく避けるようにしていた
・女子たちは逃げる自分を面白がっていたようで、余計に暴力を助長させてしまった
・「もうだめだ」と思っていたところで「先生〜!ルペさんがよってたかっていじめられてまーす!」
 という、うるさい声が聞こえてきたため、女子たちは急いでその場を離れて行った
・「あ、先生は嘘ね。大丈夫?」と、座り込んだ自分に手を差し出したのは"エリシア"という生徒だった

・自分を庇ったせいか、エリシアもいじめを受けていた
・自分のせいだと思いながらも、いじめられても顔色一つ変えないエリシアが気になってしまい、
 「アンタなんで一緒にこんな目に遭っているの?馬鹿なの?」と、思わず聞いてしまった

 「あ〜実はさ、わたしもいじめられたら転校…できるんじゃないかと思って!」
 「…は?」
 「いやー!ごめん!別にルペを助けたいんじゃなくて、自分のためにいじめられてて!」
 「馬鹿じゃないの?」
 「だって〜!この学校死ぬ程つまんないんだもん!ね、ルペもそう思わない?」

・「アンタとは違うから」と返しつつ、エリシアからの「何で黙っていじめられているの?」
 という問いかけに答えた後、暴行を受けた彼女を手当てしてその場から去った
・自分はただ、"いじめ"なんてさっさと終わらせて、前と同じ学校生活を送りたいだけなのに…
 そう思いながら翌日を迎えたのだが、エリシアは昨日とは比べ物にならないほど怪我をしていた

・エリシアを保健室に運んだ後にすぐ手当てをし、くだらないことをする彼女を叱りつけた
・しかし全く意にも介さず「来週の朝礼に参加してね」とだけ言われ、エリシアは去っていった

・翌週の朝礼、校長の長い話が続く中で、複数の生徒が1人の生徒を罵倒し暴行する音声が流れ出した
・その音声は例の女子たちがエリシアを罵倒し暴力を振るっている様子であり、
 教師陣が音声の出どころをようやく見つけたものの、女子たちの行為は全校生徒に知れ渡ってしまった
・しかも音声だけでなく映像まで残しているので、随分と質が悪いと思った
・そんなことができる…もといするのはエリシアしかいないと思い、彼女の顔を見てみると
 絆創膏や包帯まみれの顔で笑いながらピースサインをしていた

・学校に居られなくなった女子たちはそのまま転校してしまった
・エリシアとはなんだかんだでその後一緒に行動するようになり、
 大学も同じ学校を受験して無事に合格したので、付き合いが続いてしまった

 「そういえばアンタ、転校しなくて良かったの?」
 「え?」
 「死ぬ程つまんない学校だって言ってたでしょ」
 「学校はねー!でもルペは面白いから、居てあげる価値はあるかな?と思って」
 「は?ワタシは別に面白くなんかないわよ」
 「あはは〜!自覚ないんだ!可哀相〜!」
 「アンタの方が面白い…っていうか滑稽よ」
 「言うじゃん〜!」
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