ラウル [Raul]全身画
「ぼくはこれくらいしかできないので…何でも言ってください」
名前:ラウル
種族:ハカドッグ♂  特性:すなかき
性格:すなお  個性:ちょっぴり強情
一人称:ぼく  二人称:あなた
身長:188cm  年齢:23歳  誕生日:4月8日
現住地:研究室(寝る時は常備しているテント)  

研究室に住み込んでいるスタッフの男性。
研究員たちの雑用を主に担当しており、
彼らの調査の手助けもしっかり行っている。

暗い雰囲気で近寄り難いが、研究員たちに従順。
褒められても素っ気ない返事をしているのだが
よく見ると照れてただ反応に困っている模様。

自己肯定感が低く、己を蔑ろにしがちなので
野外調査で軽率な行動を叱られることもある。
エリシアには「やるね!」と褒められるが。

何かと遠慮する大人しい性格ではあるが、
食に関しては積極的。差し入れが残っていると
全部平らげる食べ盛りっぷりを見せている。
※年齢は物語開始(4/1)時点となります
エリシア(マスカーニャ♀)
研究室に所属する研究員。出会った当初は"変な子"だと思っていたのだが、会話を重ねていくにつれて
彼女とのふれあいに喜びを感じるようになる。彼女の一挙一動に一喜一憂する日々を送っている。

「あ、べ…別に…エリシアが、嫌なわけじゃない…よ…急だったから、驚いて…」
「…エリシアと話すと、暗い気持ちも和らいでる…ような気がする…多分だけど、ね」

アデリタ(モトトカゲ♀)
父親から捨てられた自分を"家族"として迎え入れ、数年間育ててくれた女性。
人の生気を吸い取る自分の特異性を気にもせず、"宝物"だと言ってくれる彼女に恋愛感情を抱くが…。

「ぼく、早く立派な大人になって、アデリタのために働きたい…!頑張るね…!」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

アンティス(コライドン♀寄)
研究室の名誉室長。落ちぶれていた自分を救い上げてくれた。彼女には感謝してもし足りない。
「アンティスさんのお陰で、今のぼくがあるんです…必ず、お返しします…から…」
ルペ 研究室の研究員。真面目で気が強く、少し怖いと感じている。彼女に対しても敬語は抜けない。
「あ、あの…ルペさん…ぼくに手伝えることがあれば、その…なんでも、言ってください…ね」
ドゥイリー 研究室の研究員。同い年。何もない自分なんかよりずっと立派で格好良いと思っている。
「う…で、でも…ドゥイリーさんに迷惑を掛けるわけには…ぼくなら大丈夫、です…」
タデオ 研究室の教授で雇い主。こんな自分にも分け隔てなく接してくれる、とても善い人。
「…タデオさんは本当に、優しいひと…ですね…明るくて元気で…ありがとうございます…」
マルガリータ 研究室の事務補佐員。美人なので話す時は緊張し、優しくされると照れてしまう。
「えっあっ…ご、ごめんなさい…マルガリータさんのお菓子みんなおいしいので…つい…」

・西3番エリアで父親・母親・弟・妹と暮らしていたのだが全員他界している
・現在は研究室に住み込んでいるが、それより前は人らしい扱いをされない環境で暮らしていた
 (金持ちの男色家に"飼われて"いたのは研究室の中でもアンティスしか知らない)
・研究室に住み込みで働いており、研究室を無人にするわけにはいかないと理由をつけて
 屋外には出ないようにしている…が、実際は人には話せない"外に出られない理由"がある
 (野外調査中は"特別に"外に出ており、他の面々とは離れた場所かつ持参のテントで眠りに就いている)
・タデオから貰っている給料は持ち歩いているテントや用具を充実させるために使っているので、
 一日一食でなんとか生活している(マルガリータの差し入れにめちゃくちゃ食いついている)

・マフィティフの父とハカドッグの母の元で生まれ、それから数年後に弟や妹が生まれた
・家族仲良く暮らしていたのも束の間、自分が10歳の頃に弟や妹が憔悴した後に息を引き取った
・自分が12歳になる頃には母親まで寝たきりになり、そのまま帰らぬ人となった
・当時まだボチだった自分に対し父親は「お前のせいだ」と心無い言葉を浴びせて、
 それから間もなく自分をナッペ山へと捨てた

・来たこともない雪山を当てもなく歩いては、雪山で暮らす人々に保護され、
 自分が"人の生気を吸い取る"ことを知るや否やすぐに追い出されていた
・雪山を出て、プルピケ山道やピケタウン、鉱山でも同じようなことを繰り返していくうちに、
 自分は誰にも求められていないどうしようもない存在だと思い込むようになった
・ハッコウシティ付近の海へ行き、命を絶つために身投げをしたところ、
 通りがかったモトトカゲの女性が身を挺して自分を助けてくれた

・モトトカゲの女性は自分を家に連れて行って、自分の話を熱心に聞いてくれた
・「あなたもひとりぼっちなのね。わたしも同じだから…ねえ、そうだ。
  あなたが嫌じゃなければ、わたしたち…一緒に暮らしてみるのはどう?」
・モトトカゲの女性"アデリタ"からの誘いに二つ返事で承諾した

・アデリタは元々"学校の先生"だったのだが、大切な人たちを立て続けに喪った結果、
 自宅で休まなければならないほど酷く疲れてしまっていたらしい
・アデリタと一緒に暮らすといっても、"人の生気を吸い取る"自分とずっと同じ部屋には居られないため、
 基本的に距離は取りつつ、きちんと時間を決めて一緒に過ごすようにしていた
・どの程度の距離があれば会話に支障がないのか実験をしては、やりすぎて倒れることもあったが、
 自分自身がテントのような閉鎖空間に居れば割と近くに居ても会話には問題ないことも確認できた
・アデリタと一緒に外へ出かけてみたりもしたのだが、
 特定の誰かと長時間一緒に居るとやはり相手が体調を悪くする反応をよく目にしていたため、
 外へ出ても"買い出しのために移動する"ようなことしかできなかった
・自分は学校には通えそうになかったので、アデリタから授業を受けていた
 (同じ家にいるのだが、ビデオ通話を使って別室でも成り立つようにしていた)

・「もしかすると進化すれば生気を吸い取らずにすむのかも」というアデリタの考えの元、
 進化するためにバトル学の勉強や慣れないバトルにも挑戦していた
・17歳になり、アデリタが見てくれている中でようやく進化することができた
・思わずアデリタに近寄ろうとした瞬間、一瞬視界が暗くなったかと思ったら、
 アデリタがその場にうずくまって苦しそうにしていた
・何が起こったのか分からずにアデリタに近寄ってみたのだが、
 アデリタは悲しそうな顔を見せて「ごめんね、ラウル」と言い、二度と目覚めることはなかった

・アデリタと暮らしてから3回目の誕生日を迎えた時に、彼女から初めて出会った時の話をしてもらった
 「あのね、あの日…本当はわたしも死のうと思ってたんだ。
  でもラウルが海に飛び込んだのを見て『助けなきゃ』って思って…
  だからあの日助けられたのはラウルだけじゃなくて、わたしもなんだよ」

・アデリタを死なせてしまった自分は、自分を捨てた父親の元へ向かっていた
・別れた当時は"進化していなかったから"いけなかったのだと思っていたので、
 せめて進化した自分を見てくれたら、また一緒に居てくれるのではないかと思っていた
・自分が昔家族と一緒に暮らしていた家は存在していたので、
 きっと父親は寂しさを感じながら暮らしていたのだと思っていた
・家の窓から中を覗いてみると、父親はバウッツェルの女性とパピモッチの男の子と楽しそうに笑っていた
・父親の再婚後の家庭を直視しても現実を受け入れられなかった
・気分が優れなくなって気持ち悪くなってそれから時間がいくらか過ぎたところで、
 久々に帰った家を離れてそのままどこか適当に歩き続けていた

・父親は身体が潰された状態で遺体となって発見され、
 再婚相手の女性は外傷こそ無いが衰弱死していたようで、
 腹違いの弟はそのまま置き去りにされていた
【募集中】お友達
メモ:今のところは野外調査以外で外に出られないので、奇跡的に出会えば…!
   血縁は色々と固めてしまったので募集はしておりません、すみません…!